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切り通しをのぼったら [movie]


「きみ、何か言ったかい?」
「いや、何も・・・。」
「何か聞こえたような気がしたんだが・・・。」

サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」を聞きながら、
くり返されるこの会話。

そう、鈴木清順監督浪漫三部作のうち《ツィゴイネルワイゼン》
ユーロスペースにて観てまいりました(上映は2月3日までで終了)。

これは現実なのか、幻想なのか。
もしかしたら、その両者には区別などないのかもしれない。
鎌倉の街、海、山、ただそれだけが、実在するもののようで、
なんだか不思議な気がいたしました。
切り通しをのぼったら、そこはわたしの知らない世界。

蟹、うなぎの肝、瞳のゴミをぬぐう女の舌、血がしみた骨、熟れた桃・・・、
暗い画面のなかの印象的な、鮮やかな紅。

怖いのだけど、美しい。
死ととなり合わせの、美しさ。


ツィゴイネルワイゼン [DVD]




 お別れははじまり。 [movie]


ふかふかした雪のような白い肌に
ブロンドのベリーショート
まるでジーン・セバーグみたいな女の子

そんな彼女に会いに、映画館へ足を運びました。

2012年最初の映画は、
ガス・ヴァン・サント監督の《永遠の僕たち》

病に冒され、静かに死をまつ少女、アナベル。
彼女の前にあらわれた、両親を事故で亡くした
孤独な少年、イーノック。
「死」が二人を結びつけ、
「死」が二人に別れをもたらします。

決して明るいテーマを描いているわけではありませんが、
ただかなしい映画で終わってはいません。
イーノックは、アナベルと過ごした日々、彼女との別れから、
ようやく両親の死を受け入れ、一歩前進したように思います。
彼の成長を感じさせる、ラストでした。

それにしても、アナベルを演じる、ミア・ワシコウスカの魅力といったら!
少年のような髪型とスタイルの彼女が、映画の中で身につける衣装
がとても素敵なのです。それだけでも、観る価値は十分にあります。

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ガス・ヴァン・サントの映画は、映像が美しい。


ギークなあいつ [movie]


最近、ようようギークな男の子が流行っているんですってね。
わたしは、ずっと昔から好きでしたわ(えへん)。

多分、わたし自身も、オタク体質なので、安心感があるんだと思います。

わたしの好きなギークな男の子。

その一 色白、なで肩
その二 ほっそり体型
その三 シャツ(しわくちゃ)のボタンは上まできちんととめる。
     基本、おしゃれに無頓着だけど、Kitsunéband of outsiders
     がしっくり似合う。   
その四 天然パーマ
その五 基本自信がないが、好きなことには一直線


もちろん、話題のギーク俳優が出演する、
《ソーシャル・ネットワーク》や《スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団》
はちゃんと映画館で見ました。

《ソーシャル・ネットワーク》に主演した、ジェシー・アイゼンバーグは、
アカデミー賞の授賞式にband of outsidersのスーツを着用したみたい。
さすが、心得ていらっしゃいます。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団》は、
ジャパニーズ・カルチャーへの愛がぎっしりつまった作品。
わたしは、アニメゲームにうといのでよくわかりませんが、
いろいろ元ネタがあるらしいです。元ネタを知らなくても、
何も考えなくてもいい、ちょっぴりおばかな映画ということで、
充分楽しめました。ただ、音楽のセンスが異常にイイ!
BECKやcorneliusが楽曲を提供しています。


なんだか、時季はずれの映画評になってしまいました。
もう少し、時流にのるように努めます(ぺこり)。


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ハーヴァードに留学中のおともだちがもうすぐ帰国します。


ちあきとズーイー [movie]


わたしは、おしゃれが好き。

だけど、流行やファスト・ファッションとは少し距離を
おいていたいと思っています。

そして、おしゃれが生活のすべて!・・・、というタイプ
でもありません。おしゃれと同じくらい、本や映画や音楽、
美術ダンスも好きだし、食いしん坊でもあるのです。

「わたしらしい、おしゃれ」
そういつも心がけています。

そんなわたしの最近のおしゃれ番長、ズーイー・デシャネル!
数年前にELLE ONLINEで彼女の存在を知り、
ずっと気になっていたのですが、恥ずかしながら彼女の演技は
今日まで見たことがありませんでした。

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今年の初めに公開された《(500)日のサマー》
目黒の名画座、目黒シネマにて、今日ようやく見ることができました。

この作品は、すでにミュージッククリップの監督として名高い
マーク・ウェブの長編映画デビュー作。
ズーイー演じるサマーに恋する男の子トムが、彼女の一挙一動に
振りまわされ、一喜一憂する姿を、時間軸を行ったりきたりしながら、
描いています。
青い瞳のサマーは、ズーイーそのもののように、とっても魅力的な女の子
劇中の音楽やサマーのおしゃれっぷりも、この映画のみどころです。

ズーイーは、She & Him のボーカルでもあり、
映画のなかでもそのかわいらしい歌声を披露しています。
映画の番外編としてつくられたShe & Him のミュージッククリップも、
もうすっかりわたしのお気に入り



そうそう、ズーイーというそのお名前、
サリンジャーの『フラニーとゾーイー』にちなんでいるそう。
あのころ、よく読んだこの本。
雨降る夜、ひさびさにサリンジャーでも。
なんだか青春みたいで恥ずかしい。



ミシェル・ルグランとバート・バカラック [movie]


わたしが、いいなと思う映画音楽は、
たいていこのふたりが音楽を担当しています。

ミシェル・ルグランとバート・バカラック。

なかでも、監督ジャック・ドゥミと音楽ミシェル・ルグラン
のコンビネーションは、どの作品においても、うっとり。

    ≪シェルブールの雨傘≫でしょ、
       そして≪ロシュフォールの恋人たち≫も。

そんな黄金コンビの映画が、デジタルニューマスター版
として生まれ変わり、Bunkamura ル・シネマにて上映中。
        ≪ロバと王女≫ 
シャルル・ペローの童話が原作なので、ストーリーはシンプル
なのだけど、女の子の夢がたくさんつまった映画です。

主演の王女は、カトリ-ヌ・ドヌーヴ。
そして、王子さまはジャック・ぺラン!!

この頃のカトリーヌ・ドヌーヴの美しさは神がかっています。



ペロー童話集


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